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下町兄弟(したまちきょうだい)は、日本のラップユニット。 ユニットではあるが中心人物のBANANA ICE(工藤玄実)が実質的に下町兄弟そのものである。名前は彼が東京の下町で育ったことから付けられた。高度なMCの技術と、下町の物事につっこみを入れていくようなリリック(歌詞)が特徴。 == 経歴 == 1992年に結成。BANANA ICEは1990年にバナナベンダーズとしてフジテレビ「ひらけ!ポンキッキ」内で「みんなであそぼうどうぶつかぞく」を歌っていたが、再編成した。同時に工藤玄実の名でインディーズレーベルSHIBAURA RECORDSを設立。 1993年クラウンレコードより「酔っぱらってホテルでH」がシングルリリースとなり話題となる。 1994年、「パリッ!とオバさん」がFM大阪の深夜番組「世紀末的大阪」で取り上げられてブレイク。インディーズながらもヘビーローテションされ10万枚のヒットを作る。翌年、『伊集院光 深夜の馬鹿力』のテーマ曲を手がけている。 1995年にはYo!suke Ito vs.下町兄弟、笹本安詞≒下町兄弟などの名義でメジャーデビュー。『ミモザの咲く頃』は松竹映画「サラリーマン専科」の主題歌としても使用される。以降、順調にヒットを飛ばしている。プロデューサーとしても幅広い活動がある。 「ビーストウォーズ」「とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険」劇場版「ドラえもん」 「ドンキーコング」と言った、アニメのテーマ音楽も数多く手がけている。また、BANANA ICE自身が声優として参加している作品もある。 音楽ライター島田奈央子氏のサポート役でMBSラジオ『オレたちXXXやってます」のパーソナリティをつとめる。 2003年、KONISHIKI、大西亜里、Joy倶楽部等と共にチャリティーコンサート『花キューピット50周年ジョイフルコンサート』全国ツアーに参加。 2004年、舞台『百年の孤独〜heart of gold』(パパタラフマラ)にもパフォーマー/ラッパーとして出演。 TBS系ドラマ『ブラックジャックをよろしく』、NTV系ドラマ『光とともに』、MBS系アニメ『バスカッシュ』等に挿入歌として起用され、それぞれサントラにも収録されている。 2008年よりレインボータウンFMのパーソナリティとして「Old School Jam」(土曜16〜17時)のDJを務めている。 また北京オリンピックへ向け中国人アーティストの呼びかけで世界中(アメリカ/コスタリカ/チリ/中国/ロシア/南アフリカ/ボスニア/オーストラリア)のラッパーが集結して完成した曲「1」に日本を代表して参加としている。 2009年、ビクターエンタテインメントと配信独占契約を結び、全ての楽曲をインターネットでも聞けるようになる。 J-WAVEのGROOVE LINE→GROOVE LINE ZのMix Machineのコーナーでピストン西沢がよくリミックス中に曲を挿入する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下町兄弟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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